小規模飲食店ほど、「折込チラシ」を利用してないお店が多いです。
大きな理由としては「費用」がかかるわりに
「効果」が予想しにくい。
これが理由かと思われます。
しかし、
実際はやってない店が多いのでやった方がいい場合もあるんです。
□「折込チラシ」の目的とは?
「①知らない人に自分の店を認知させること」であり
「②知らない人に自分の店のウリを知らせること」
に尽きます。
「既に知っている人」ではなく「知らない人」がメインです。
もちろん「既に知っている人」に、
あれこれとチラシを打ってもいのですが、
知っている人には別のアプローチ方法もあるので
余分なコストをかけないために絞った方が吉です。
つまり、自分の店が知られてない場合に折込チラシは使える
ということです。
□配るエリアはどうする??
重要なのは「自分のお客様になりそうな客をどのエリアまで広げるか」です。
その際、このことを覚えておいてください。
①高価格・専門性高い店・・・商圏広い
↑
↓
②低価格・専門性低い店・・・商圏狭い
ということです。
①になればなるほど
ターゲットとする客の母数が少ないので商圏を広げないとビジネスが成立しません。
逆に競合も少ないので商圏を広げてもビジネスは成立します。
②になればなるほど
ターゲットとする客の母数が多いので商圏を広げる必要性は無く、
逆に競合は多いので商圏を広げても集客効果が薄いです。
つまり、②に近いほど周辺地域の地域性が高まる傾向にあり、
アナログの折込チラシやポスティングが効果的であるという事です。
逆に不特定多数の方が見る「ネット広告」より即効性では向いてます。
□2色印刷のチラシは××
コストを抑えるために白黒など2色印刷のチラシを作成する人もいますが、
やめた方が無難です。
料理の写真を載せずに、メニューを文字で羅列しても、
見た人においしさは伝わりません。
つまり、料理の写真は必ず載せてください。
□サイズはB4が無難
もう少し言いますと、
折込チラシの場合、B4が無難です。
よくA4で印刷される方も多いですが、
他の折込チラシに紛れてインパクトに負けます。
□効果はあるのか??
が!!チラシの内容により反応は大きく変わります。
必ず「おいしそうな料理の写真」と「サービス券」は載せましょう。
飲食店のチラシは大手がやっていることが多いので
地域に密着している飲食店ほど認知するのにチラシは効果的です。
また、一般的にチラシの費用対効果
(投資額に対して売上がいくらあがったかなど)
をパーセンテージなどで表して比較するケースがありますが、
あまりあてにしなくて良いかと思います。
チラシの内容により反応は大きく変わるからです。
まずは、チラシを作成して実行してみることから始めてみましょう。
□飲食店で儲ける知恵袋 目次
(1) 売上・集客UPする知恵袋(2) 『飲食店FC』で収入を確保する方法
(3) 飲食店に強い『税理士』を利用する
(4) 差別化をして儲ける(※準備中)
(5) 新規開業の基本