カウンターメインの小料理店や、高級料理店では話は別ですが、

多くの飲食店で「料理写真」は必須です。

儲かる店にするには、

①まずお客様を呼び込む(集客する)

②店側の希望する料理を食べさせる
(出食数・原価のコントロール)

ことが大切になります。

当たり前ですが、儲かる店にするには
そもそも集客しないと話が始まりません。

そのための集客が必要ですし、

お客様に来ていただいたら、
店主導で儲かる料理を食べてもらうことが大切になります。

店主導で儲かる料理を食べてもらえば、
出食数や、原価も店主導でコントロールしやすくなります。

では、どのように①や②を実現するか・・。

まず手を打たなければならないのは、
「料理の写真」なのです。

ここでは、料理写真のメリットをあげていきます。




 

□なぜ「料理写真」が必須なのか

お客様は「料理」を食べに来ているわけですから、

料理の写真は絶対に
キレイであるべきです。

「おいしそうな料理の写真」がなければ、お客様を誘導させることはできません。

これが「写真」が必要な理由です。

考えればわかりますが、飲食店以外の対消費者ビジネスの場合、
目に見えないサービス以外は、商品の写真や説明があるはずです。

本来、消費者にモノを売るのに、
売りたい商品の写真が無いというのはあり得ないのです。

しかし、飲食店では、

「かつ丼」と文字で書くだけで、多くの消費者が「かつ丼」をイメージできてしまいます。

これは逆に
いかに「かつ丼」が普遍的で、差別化が難しいかを示しています。

本当に「かつ丼」で他社と差別化をしたければ
写真でその違いを見せるべきです。

例えば、とあるお店に
「お肉ゴロゴロカレー」という料理がありました。

どんな料理かイメージできますか?

たぶんなんとなくイメージできると思います。

しかし、私が実際に見たカレーは
横長のお皿、全長50センチくらいのお皿に盛られており、

お肉の量も想像を越えていました。
とんでもない見た目にインパクト大でした。

しかし、誰も「お肉ゴロゴロカレー」の文字だけで
そこまでインパクトがある料理だとはイメージできないのです。

料理写真さえあれば、
そのインパクトにお客様を誘導させ注文させられる可能性もあります。

本当にもったいない事例です。

このように、飲食店で「お客様」を動かすのは、
「料理写真」です。

集客をするには、チラシに「おいしそうな料理写真」を見せること。
「おいしそうな料理」だから「行ってみたい」という感情が生まれまるからです。

店で食べてもらいたい料理があるなら、
メニューにその料理写真を載せること。
文字のメニュー表記だけでは誘導させることはできません。

 




 

□料理写真のメリット

料理をキレイに撮るとどういった効果があるのか「メリット」は以下の通りです。

(1)出食数が変わる=利益率が上がる

お客様に食べさせたい料理や、利益率の高い料理を、
メニューの1枚目に大きく載せることで、お客様の注文を集中させ、
売りたい商品を食べさせることが可能になります。

利益率の高い料理に注文が集中すれば、店全体の利益も上がります。

(2)集客が可能になる

前述しましたが、「おいしそうな料理がある店」であれば、
人の心は動かされます。

おいしそうな料理を開示するには
「料理の写真」を見せるしかありません。

個人事業の飲食店の方は特に、料理写真を使った集客をしていません。
先にやったお店が勝ちです。

(3)他の販促物に転用できる

メイン料理がコロコロと変わらないように、
料理の写真は何度も撮影するわけではありません。

一気に撮影したら、あとはうまく利用するということになります。
一度撮った写真は「チラシ」「店内POP」「メニュー表」「HPでの素材」などに活用できるのです。

(4)こだわった店であるということが伝わる

料理の写真が適当であったり、そもそもなかったりする飲食店が多い中で、
キレイな写真を見せているお店はきちんとした店であるという印象を与えることができます。

また写真とともに「店主のこだわり」を一言添えるだけで、お店のこだわりがお客様に伝わります。



 

□料理写真はキレイに撮る

料理写真は「キレイに料理を撮影できる」カメラマンが必要です。

料理を撮影したことの無いカメラマンは、

人物はうまく撮影できても、料理撮影が苦手の方も多いです。

とはいえ、世に存在するカメラマンは非常に多くいますので、

料理写真をうまく撮影できる人を見つけるには、

私の経験上、「飲食店に強い税理士」に紹介をもらうことが早いです。

以下を参考にしてみてください。

「飲食店に強い税理士を利用する方法」⇒コチラ

 

□飲食店で儲ける知恵袋 目次

(1) 売上・集客UPする知恵袋

(2) 飲食店FC』で収入を確保する方法

(3) 飲食店に強い『税理士』を利用する

(4) 差別化をして儲ける(※準備中)

(5) 新規開業の基本