□開業届は必ず出そう!!!
開業したら、開業しましたということを届ける必要があります。
どこに提出するかと言うと、基本的には
①国(税務署)
②県(県税事務所)
③市(市役所)
の3つです。
しかし個人事業主の場合、③市には、提出しなくて良い場合が多いです。
※開業する市役所にお問い合わせください。
ここでは個人事業主を想定して、①~②をご説明します。
□提出書類一覧(オーソドックスな例)
オーソドックスな一例を挙げます。
※あくまで一例ですので完璧ではありません。開業しようとするお店の状況により変わります。
①国(税務署)に提出するもの
(1)個人事業の開業・廃業届出書
⇒「開業しました」という届出
(2)所得税の青色申告承認申請書
⇒「青色申告します」という届出
⇒青色申告とは?
(3)所得税の棚卸資産の評価方法の届出書
⇒「棚卸の評価方法はコレでいきます」という届出
(4)減価償却資産の償却方法の届出書
⇒「減価償却の方法はコレでいきます」という届出
(5)給与支払い事務所等の開設届出書
⇒「従業員や家族に給与を払います」という届出
(6)青色事業専従者給与に関する届出書
⇒「家族に給与を払います」という届出
⇒払う場合は青色申告ですよ!
(7)源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書
⇒「給料から天引きした所得税を半年に1回払います」という届出
②県に提出するもの
(1)開業報告書
※各県により微妙に様式が違うので、提出書類に関しては各都道府県の県税事務所にお問い合わせください。
□提出期限に注意
各届出は、提出期限がありますので、
開業前に準備していくと楽です。
特に所得税の青色申告承認申請書は、税額のメリットがあり、
提出期限を過ぎるとメリットを受けられなくなります。
提出期限は必ずチェックしておきましょう。
□税金を払いたくない人は「青色」で
以下の記事を読んでください。
青色申告とは? ⇒コチラ
□何書けばいいかよくわからんを解決
いろいろあげましたが、
問題は「何を書けばいいかわからないこと」です。
提出書類も店の状況により微妙に異なります。
それを解決する方法は・・・
(1)直接提出する管轄所に行く。
国なら直接税務署に行く。
「いろいろ教えてください」と言って届出を出してくる。
その際、2部準備して必ず「控え」をもらってくるようにしましょう。
(2)税理士に任せる。
税理士に任せたらとても安心です。丸投げできます。
どちみち飲食店経営をされる方は、税理士との契約をおススメしています。
アドバイスは浴びるほどもらった方が良いです。
以下に、税理士を選ぶコツを記載しておきますので参考にしてみてください。
飲食店に強い税理士の選び方 ⇒コチラ
□飲食店で儲ける知恵袋 目次
(1) 売上・集客UPする知恵袋(2) 『飲食店FC』で収入を確保する方法
(3) 飲食店に強い『税理士』を利用する
(4) 差別化をして儲ける(※準備中)
(5) 新規開業の基本