乱立するコンビニや、
毎月のようにどこかでオープンしている飲食店ですが、

DI_IMG_5697500一体儲かっている店は
どういう特徴があるのか。

 

飲食店と接触する機会の多い私の経験から、

少し説明させていただきたいと思います。

 

□結論『経営の手法・やり方次第』

「儲かっている」という言葉の意味は、
実は人それぞれで解釈が違います。

ですからここでいう「儲かっている」というのが、
どういう状態か先に定義させていただきます。

「儲かっている」
⇒経営者が全国平均給与並みにお金がもらえて、
かつ貯蓄が出来ている状態

と、ここでは定義しておきます。

年代別の平均給与っていくらでしょうか?
コチラ⇒年代別平均給与(2017)

飲食店の経営者が平均給与分をいただくのは、
簡単ではないです。

多くの小規模飲食店は平均給与を下回っています。

しかし、もちろん平均給与並みに、もしくはそれ以上にもらっている経営者の方々もいます。

その違いは、

やり方(経営の手法)です。

極端に言えば、

味が平均点でも儲かる

のが飲食店のビジネスです。

私の知っている多くの飲食店は失礼ながら、
究極に味がおいしいわけではないですが、

儲かってます。

ではどういったやり方をしているのか??

その特徴の一部を説明していきます。




□特徴その①

特徴①:他店に無いウリが1つ以上ある。

私が見ていて、節税しないと税金が出てしまうほど
利益が出ている飲食店は、

まず「他店に負けないウリ」を持ってます。

ちなみにウリというのは、
単に自信のある商品のことではありません。

お客ウケが良く、かつ同商圏内の飲食店では
提供できない商品・サービスのこと。

同じ商圏内のお店に無い。
というのがポイントです。

言い換えれば、
別の商圏にカブっている商品があっても良いということです。

飲食店の直接的な敵の多くは近くにいます。

ですから、同商圏内の飲食店に無いもので、
客ウケのよいものがあればお客様は来るはずです。

ウリがあるのに客が来てない人は、販促活動が足りてないといえます。

 

□特徴その②

特徴②:お客様が店のウリを認識している。

これはどういうことかと言いますと、

(例)
A店と言えば、「絶品ハンバーグ!の店」
B店と言えば、「100人用の宴会スペースがある」
C店と言えば、「庭でビアガーデンができる」

と、いうように
儲かっている店は、「お客様自身が具体的なお店のウリ」が言える状態にあるのが特徴です。
具体的なウリを言えるというのは、他の店との違いを認識してくれているという事です。

ダメな例をあげます。

(例)
A店と言えば、「ハンバーグ屋」
B店と言えば、「居酒屋」
C店と言えば、「和食屋」

このように業種を言われてしまう状態は、さほど人気店ではないです。
他の店との違いを認識できていない状態だからです。

つまり、ウリがあるならウリを認識させることが非常に重要であるということです。

 

□特徴その③

特徴③:経営者が料理人視点ではない。

料理は非常に大切なのですが、
経営をするトップは、料理以外にも、

営業集客活動、人材育成、戦略立案などなど

様々にやることがたくさんあります。

私が見る限り、
儲かっている店ほど経営者がメインで料理を作ってないケースが多いです。

経営者自身が最高の料理人であれば、
自分と同じ人間をコピー(育てる)した方が儲かることを知っているからです。

よく話になるのですが、
今以上に儲けたいなら、経営者が調理現場をいかに離れることができるかだと思います。

 

□特徴その④

特徴④:「儲かる仕組み」を買っている

個人経営の飲食店は想像以上に厳しい道です。

そこで資本力(カネ)のある方は「フランチャイズ」を選択し、
賢くビジネスを展開しています。

抵抗がある方も多いですが、フランチャイズは、
「売れる仕組み」「売れるノウハウ」「知名度」

が抜群です。
儲かるまでの時間がイチから構築する個人経営とは全く違います。

またノウハウを学び、2店舗目で自分の店を構える方も
成功している事例で多いパターンです。

初期投資が低価格で始められる飲食店もかなり増えていますので、
開業を考えている方は、検討した方が良いです。

以下詳しくまとめているので参考に。

なぜフランチャイズを選択する人が多いのか
フランチャイズ経営は飲食店経営の手本
2店舗目にフランチャイズを選択する
フランチャイズ加盟店を紹介しているサイト

 

□特徴その➄

特徴➄:飲食店に強い税理士と関与している

逆説的にもなりますが、

儲かっている飲食店で「税理士」と関与していない飲食店は

「ほぼ無い」です。

儲けたければ、税理士は入れるべきです。

しかも「飲食店に強い税理士」です。
今は、税理士も選べます。

また経営者は孤独ですが、
税理士は経営者に寄り添ってくれるパートナーであり、
第三者の目から経営をサポートしてくれます。

以下の記事を参考にしてください。

飲食店に強い税理士を選べるサイト
税理士をうまく飲食店経営のパートナーにする
飲食店経営に強い税理士の選び方




□特徴その➅

特徴➅:「数字」を計画して結果を追っている

これは文字通りそのままなのですが、

儲かっている飲食店ほど、
様々な計画を立案して必ず毎月結果と照らし合わせています。

具体的には
「売上」「原価」「客数」「利益」などです。

飲食店の経営者の中には数字の見方を知らない方も多いです。
私は悪いことだとは思いません。

しかし、それ以上儲かることは見込めないと思ってます。

飲食店の「適正原価率」とは?

 

いかがでしたでしょうか。

もう少し特徴はありそうですが、
6つにまとめてみました。参考にしてみてください。

 

■FC特集「飲食店フランチャイズを利用して儲ける」

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(1)なぜFCを選択する人が多いのか
   ⇒事業の失敗リスクが低い

(2)FC経営は飲食店経営の手本
   ⇒料理人から経営者へ

(3)2店舗目にFCを選択する
⇒多店舗展開でFCを利用する

(4)FC加盟店募集を紹介しているサイト
⇒サイトの特徴をわかりやすく比較

□飲食店で儲ける知恵袋 目次

(1) 売上・集客UPする知恵袋

(2) 飲食店FC』で収入を確保する方法

(3) 飲食店に強い『税理士』を利用する

(4) 差別化をして儲ける(※準備中)

(5) 新規開業の基本